無駄に考える事がスキな猫が通りますよっと。
LS governance
こんな造語を考えてみた。
ガバナンスという言葉は、政治学・行政学では政府(government)が行う強制性のある統治形態である“ガバメント”に対して、組織や社会に関与するメンバーが公益性に基づいて主体的に関与を行う意思決定・合意形成のシステムというような意味で使われるものなのだけれど、LSに当てはめて考えるのであれば、組織体・共同体(LSメンバー)が、LSを導入・活用するにあたり、目的と戦略を適切に設定し、その効果やリスクを測定・評価して、理想とするLSの活用を実現するメカニズムをその組織の中に確立すること、なんて認識が正しいかもしれない。
これはCompliance(コンプライアンス・法令遵守)とも密接に関わる、というかガバナンスの基本原理でもあって、ガバナンスによって決定された意志・合意はキチンと実行・守られてこそ意味があるという事だ。
無論、所詮ゲームのLSにこんな大げさな事を当てはめるのも馬鹿げた話ではあるのだけれど。
仕事の資料集めで、調べ物をしていたら「コンプライアンス違反が起きやすい環境及び体質」というものをWikipediaで見つけた。
* 金儲け主義(消費者軽視で利益最優先)
* 秘密主義(隠蔽体質、閉鎖的な体質)
* 一族(同族)経営(独裁的な体質。しかし全ての一族経営企業がそうとは限らない。)
* 上層部が絶対的な権力を持っている。
* 自己中心的な幹部、社員、職員が多い。
* 善悪の区別が付かない(まともな思考を持っていない)幹部、社員、職員が多い。
* 殿様商売(ブランド力に奢り高ぶっている)。
* コネ採用または天下り幹部が多い。
* 不祥事を起こした該当者に対する処分が甘い(信賞必罰の精神がない)。
* 精神論に終始したり、当該個人にのみ責任を追及し、組織的・構造的な問題の解決に取り組まない。
* 不祥事を告発した該当者に対して隠蔽のために処分を行う(懲戒解雇など、重大処分になるケースが多い。またはトナミ運輸のように告発した社員を30年近く閑職に追いやる、など)。
* 未上場企業。(しかし最近は上場企業のコンプライアンス違反も多い。)
自分の考えだけが正しいと思っていた訳でもないのだけれど、あからさまな批判は、やはり堪えるね。
人間なので好き嫌いという感情があるのは仕方ないのかなと思うけれど。どんな言葉も悪くしか取られない状態になってしまっては、関係修復は不可能だ。
敗将は黙して語らず、批判は甘んじて受けるべし。
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